fuとsoの再会〜M3出展までの流れをブログ形式でまとめてみようと思う。
前回のストーリーはこちら。
M3に一般参加した目的は、前回の投稿に書いた通り、「雰囲気を知るため」だ。
その効果は良い意味でも悪い意味でも抜群で、目標は「CDを1枚売ること」となった。
大抵の即売会では、開催日に次回開催の申請手続が開始となる。
コミケなんかでもそうだが、割と申請スペースは人がごった返していたりする。
今時はWEB申請も可能な即売会が多く、M3は私達も現代に習ってWEB申請することにした。
(もしかしたら使うかもと思って用紙ももらっておいたが不要だった)
初出展の場合、先に考えておかなければならないことがある。
事務的な内容ではない以下は考え始めるといくらでも時間が足りなくなる。
- サークル名
- サークルWebサイト/SNS情報
- サークルカット(カタログに掲載される画像)
サークル名
色々と考えてみると、以下のようなポイントに行きあたるはずである。
「他のサークル名と重複しないこと」
検索した時に自分達よりも有名なサークルと同じ名前だった場合は雲に隠れてしまうから。
また、サークル名ではなくても企業名や商品名と被るとSEO的によろしくない。
「シンプル過ぎないこと」
例えば、漫画家のONEさんはいくら有名でも検索最上位に来ない。
単語1つとかだとなかなか検索しないので、SEO的によろしくない。
「読めること」
アルファベットは読めるが口に出すとなんて発音すれば良いか分からない。
となると、必然的に迷いが生じて会話に出てこなくなる。
ASUSの読み方を統一するニュースが話題になったりもしたが、これは例外だ。
(リンク:「アスース」派のオレ涙目 ASUS正式呼称「エイスース」に統一)
上記を考えた結果、「The Chaph-Aleph works」となった。
(いや読めないやん)
なんとなく決めるのも嫌だったし、ありきたりな名前も嫌だった。
上記を踏まえて考えてみたりしたけど、やっぱりなんだかんだで腹落ちが大事なのだ。
The Chaph-Aleph worksと書いて、「ハファレフ ワークス」と読む。
名前の由来は、fuとsoの好きな言葉にある数字から取ったものだ。
アイヴァゾフスキーという画家の「第九の怒涛」。
国立ロシア美術館に所蔵されている絵画なのだが、波の迫力は圧巻なのでぜひ一度観てほしい。
これと「十二の弾丸」というワードをsoからもらって足して「21」となった。
色んな国の言葉を探してみたり、21にまつわる用語を調べてみたりした。
ヘブライ語で20は「kap」、1は「alep」というらしい。
そこから文字って「chaph」「aleph」となった。
※宗教団体で近しい名前があったりするが無関係ですよ!

サークルWebサイト/SNS情報
サークル名を決めるのにもなんだかんだで時間を要した。
名前も決まったので次はSNSということで、手頃なTwitterから作成した。
音楽を扱ってるサイトもいくつかアカウントを作成した。
無難なところで「SoundCloud」と「Bamdcamp」にした。
ついでにWEBサイトも構築して準備は万端。
サークルカット(カタログに掲載される画像)
ここでも「サークルカットとは?」ということを考えてみる。
昔コミケに参加するにあたり、カタログを事前購入して行きたいサークルに目星を付けていた。
カタログ情報だけでは足りないので、Googleでサークル名を検索してみたり。
どういう順番で行けば効率が良いかとか調べるのはなかなか楽しかった。
つまり、サークルカットから検索しやすい画像が良いということになる。
サークルカットは上記2つよりも後に申請期限が来る。
曲のイメージに近い画像を探して、PixelmatorとかClipStudioで加工する。
できたサークルカットがこちら。

「サイトURLが分かりやすく書いてあること」
「サイトへのアクセスが容易であること」
「カタログの要件であるサイズで、かつ、グレースケールであること」
QRコードにサイトURLを仕込むことで対応した。うん、良いと思う。
ただし、後になって気づいたのだが、あまり人物画像を載せる風潮がないようだ。
イラストの方が良かったかもしれないとも思ったりもしたが、今回はこれでヨシとした。
そんなこんなでサークル準備が進む一方で、曲作りは難航した。
1曲作るのってこんなに大変なのか・・・と思った。
次回はそんな話。
この話の元ネタになっている曲はこちらです。
小っ恥ずかしい内容、歌詞ですが、よかったら聴いてやって下さい。